IMZ100 ハンドル交換


とりあえず有り合わせで110mmにしていたハンドルでしたがすこぶる楽で扱いやすかった。なので正式採用しようと新たにリベルのハンドルを手に入れた。IMZ100は黒系統のカラーなのシルバー系よりもガンメタやブラック等のダーク系の方がしっくりくる。200だとスタードラグがシルバーなのでシルバーでも有りですがこちらもダーク系の方が個人的にはしっくりきます。


今回はガンメタプレートを使おうと思いクランク110を用意。ノブはDRTのカルフォームにする予定だが仮にこの状態でカルフォームよりも軽いようならこちらのまま使うつもりでいた。プレートの重量が良く解らなかったが総重量46g。重いのかどうか良く解らない。ダイワのSlpwの110mmハンドルプレートが28g、思ったよりも軽い?かもしれない。


単体で計測すると12g台。肉抜きがされている事も有りSlpwと比べかなり軽い。プレート単体の重量が分かったことでノブの重量が17gという事になる。カルフォームが確かベアリング無しで10g位だった気がするのでやはりカルフォームの方が軽量ですね。組んだ状態だと


34gと12gほど軽量だった。ついでにdrtの95mmハンドルは


18gと短いわりに重量があります。その分強度があるのかもしれませんね。110mmの物だと20gを超えてくるだろうからクランク110がいかに軽いか分かりますね。確かもっと軽量化されたクランクフェザーというモデルでも110mmがあった気がします。あちらはどのくらいなのか気になるところですが滅多に見かけないので限定品とかなのかな?詳細は分かりませんが強度とか問題ないならちょっと欲しいですね。


個人的にはノブは大きめが好きです。ただノブが大きくなると重量も増えるのでキャスト時にクラッチ返りのリスクが上がりますね。カルフォームと比べ一回り小さいですが重量は結構重い。フルメタルで考えたら十分軽量なんでしょうがカルフォームがかなり軽量なんでしょう。シャフト、キャップの肉抜きにEVAのグリップという感じで旧製品からかなり軽量化が図られています。グリップ部分だけでもEVA化するだけでかなり軽くなるので私的にはお勧めですね。1個8000円とかなり高価なノブではありますが滅多に壊れるものではないし握り部分のEVAは交換可能なので考え方次第では安いかもしれません。個人的には一生もののノブだと思っています。色々比較したので組付けます。組付けたのが


こんな感じ。左右で付け根の部分の隙間が違います。今回はあえて違う組み方をしています。右側がノブの根元にワッシャー類を入れて調整したもの。左が分散させたもの。多分取説には分散させた長さになっています。でもあの組み方ではベアリングの能力が発揮できません。右の物はワッシャー関係をすべて根元に集中させているのでベアリングの性能がちゃんと発揮できます。回転の軽さを気にするなら右側のように組んだ方がいいでしょう。ただ隙間がちょっと美しくないですよねぇ。なので左はノブ根本と取り付けボルト部分に分散させて組みました。この組み方だとしっかり内輪外輪が取り付け軸とノブに別れボールだけのせってなるはずです。ベアリングの性能がしっかり発揮できる組付けになっています。ただメチャメチャ面倒くさいです。正直ノブも回転なんてそこそこ回ってればどうでもいいという考えなのでここまでやる必要はないですが機械屋なのでね・・・折角の能力を殺すような組付けはしたくないんです。というわけで両方とも左のように隙間を少なくした組み付けをします。


良いじゃないですか。組付けたら仕上げにグリススプレーを吹いておきます。そこそこ回ればいいのでグリスを使います。これでしばらく水洗いだけでも錆びないしそれなりに軽く回ってくれます。メンテ期間を長くする、機械屋として作業効率化は結構重要です。とはいえ趣味の物なのでロングライフのセッティングで組んでも結構な頻度でバラしちゃううんですよねぇ。



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