IMZは強度的にどうなのか?


先日、IMZが故障してしまった。現在修理に出しておりダイワの判断を待っている状態だが強度的にどうなのかな?という疑問がちょっとある。というのもメインフレームやハンドル側はメタルだけどこちらのパーミング側は樹脂。中級クラスでも樹脂の物は結構あるので樹脂自体の強度には問題ないのだろうと思う。しかしパーミングカップと軸受けユニット部分に挟まれている基板のクリア樹脂はどうなんだろうか?今回の故障の原因はその部分の割れにより水の侵入ではないかと思う。となるとやはり気になるのがクリア樹脂の強度だ。


とりあえずじっくり観察してみる。現在200はメーカーに送ってしまったので観察できないが100は手元にある。IMユニットは違う物になるんだけど基本的なマウント方法は同じようになっている。基本的に


IMユニットと再度カバーは面で接触するような構造になっている。樹脂の強度は分からないが面で支える構造であれば結構強いのではないかと思う。固定方法は小さなネジ6本。ボルトではなくタッピングビスのようなものを使っているようだ。


クリアパーツ越しにねじの構造が確認できる。頭のサイズを考えると3㎜未満のネジだと思う。ボルトならばピッチ0.5だったと思うのでこんなに粗い目にはなっていないはず。なのでビスだと思われる。また、写真のように一部の固定部分はへこんでおり頭が出っ張らないようになっている。逆に言うとこの部分は他の固定箇所に比べ薄いので強度的に弱いと言える。200で割れていた部分も同じように薄くなっていた部分なのでここが1番弱い位置だろう。ただ力の掛かるベアリング部分から離れている位置なので薄くても影響は少ないのかもしれない。


メインフレームとの固定はベアリング受け周囲にある樹脂のクリップで固定される。かなりきつめなのでガタつくことはない。がたつきが無ければ各部分への衝撃は少ないんじゃないかと思う。もっと詳しく見てみたいところではあるが流石にばらすわけにはいかない。なんせ3万くらいするパーツなので直せなかった場合、破壊してしまった場合のリスクが大きい。それに保証もなくなってしまうしね。なので分かるのはこの外観から見える範囲のみだ。あと明確には判断できないが200はОリングタイプのパッキンを使用しているようだが100はゴム系のシート系のパッキンを使っているんじゃないかと思う。細かくてよく見えない部分だけど一部パッキンが見える場所がある。その形状からの推測だがしっかり密着していた場合シートの方が密着面積が広いので防水性も高いんじゃないかな?なので200より100の方が色々な面で強化されているように感じますね。しばらくIMZ100の1台体制となるが2oz程度までならPE2号で対応できるので普段使いには問題ないかな。ネットを調べても故障したという書き込みが無いので単純に個体の組付け不良なんじゃないかと思う。一体どのくらいの数売れているのかは分からないが1/1000とか1/10000の確率での不具合なのかもしれませんね。





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