サイレントキャップ制作


必要なサイレントキャップは注文したんですが到着までまだまだ時間が掛かりそう。発送したよって通知はあったので年内には来そうですね。
さて、買ったからもう作る必要はないんだけど今ならもっと簡単には作れるんじゃないか?もっと安定した燃焼が得られるのでは?と思い急遽制作。材料はあるし。


まずはキャップ部分。穴を開ける位置をけがいていきます。使うのは


このマスキングテープ。最近はいろんな柄の物があります。格子模様のテープはなかなか位置だしにはもってこいです。これをキャップに巻いて格子の重なる位置に印を付けていきます。


1周50個。これを3段・・・気が遠くなります(;´д`) 目もしょぼしょぼしてきますよ。マーキングしたらマスキングテープをはがします。


なかなか綺麗にマーキング出来たんじゃないかな?ここからが本番!マーキングに穴を開けます。


1.3mmのキリで150個。これをピンパイスでグリグリと・・・これは拷問か?終わりの見えない作業です。キリが折れた時の絶望感は半端ない。今ある稼働品はこうやって穴空けしましたが


今はルーターがある!なので前ほど時間は掛かりませんがある程度マーキングにくぼみを作ってやらないと滑りますね。なのでやはりピンパイスを使ってゴリゴリしてからです。作業自体は難しい技術は何もないです。折れないキリとくじけない心が有れば誰でも作ることができますよ!!


挫けずに150個あけました(;´д`) かかった時間はざっと2時間ですね。やはりルーターは早いです。今回はキリを折らずに最後までいけましたね。アウターキャップが出来上がったので今度はインナーキャップです。


はい、完成!え?わからない?ですよね。


これは確かM18のワッシャーにパイプを無理やり叩き込んだだけです。パイプの長さは適当です。大事なのはアウターキャップの天井との隙間です。キャップの外の部分はニップルから10mm以上離れていれば問題ないです。


これなら分かりやすいかな?天井の無いアウターキャップの材料。スケールが天井だと思ってもらうとイメージしやすいかな。この天井とインナーキャップとの隙間が約2.5~3mm位です。前作の3個は2.5mmで、今回は3mmにしました。さぁここからは燃やしてみる、調整するの繰り返しです。初火入れなのでドキドキしますが


良いんでない?綺麗に燃焼します。火力を上げて


いいね!剥離燃焼も赤火もインナーバーニングもなし。運良く1発でセッティングが出た感じです。この状態で動画を


消える寸前でも実用的な炎です。今までのキャップより燃焼がかなり良い。穴からの吹き出しが消えてからさらに弱めていくとわずかに赤火が混じりますが全体的にキレイな燃焼です。ここまでできたらあとはロウつけインナーのワッシャーとパイプを固定してその後インナーとアウターを固定すれば出来上がり。今回のサイレントキャップは実験用なのでアウターとインナーは固定しません。う~ん、実験用にするにはちょっと勿体ないなぁ・・・もう1つ作るか?


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