昨年修理が完了して快適に使えるようになりました。そして記事を書いたが下書きのまま忘れてて・・・
中古のOptimus 8Rがみためボロの割にちゃんと燃焼したことからストーブは見ためが悪くてもちゃんと使えるじゃんって思い購入したのがこのOptimus 111 hikerした。しかし・・・こいつは色々ガタガタだった。塗装はハゲハゲ、錆びまみれ。ポンプは加圧しないし燃料が逆流するし、バルブはカッチカチで回らない。
スピンドルは曲がっている磨耗も激しく・・・。歪みもひどく正直失敗した!って思った機体でしたね。それを少しづつ修復して
このように。調べるとこの機種はまだ若い111のようです。現行のハイカー+の2代前か?
色々調べるとエンボスは現行のハイカー+や111Cハイカー、111ハイカーに使われているケースですね。それより前の111BやTにはこの『OPTIMUS』のエンボスが無いようです。ステッカーだったみたい。そしてこのケースの111シリーズはどうやらハンドルが左右混在しているみたいです。青いハイカーは右、黒は左、ラストも左・・・正確なことは判りませんが、私のハイカーは右。私のは中古なので以前のユーザーが交換している可能性も有りますが、信じるなら111 ハイカーではないでしょうか?
111シリーズはOptimus 11が初代のようです。その後11の後継111Bになったようです。そこからサイレントバーナーを搭載した111Tと言われるモデルに繋がる。111Tは111Bのケースにサイレントバーナーを搭載したモデル。そして111 HIKERに。この時大幅な変更がされていてケースが111Tとは違うものになっています。その後真っ黒なカラーの111Cに。バーナーは小型化されてタンクも塗装。ブラックを基調としたモデルでなかなかカッコいい。ただし鉄タンクらしい・・・だから塗装したのか!?。そして今回修理した111 HIKER。ケースは111Cと同じエンボスですがバーナーは111Tのバーナーが搭載されています。そして111シリーズ多分最後のモデルが111C HIKERのハンマートーンです。渋く塗装されたケースとタンク。このカラーリングはモノとして男心を刺激します。これも鉄タンク(;´Д⊂) 正直ネットで調べた事なのでこれが正しいかは判りませんよ。多分、111cは私が生まれた頃には有ったんじゃないかなぁ
さて、話を111 HIKERに戻しましょう。
ハンドルは自作しました。鍋の蓋の取っ手に真鍮パイプを無理やり潰して角にして、ハンドルにしました。
歪みまくってたケースも叩き修正し、バーナーも力業で修正、しっかりケースの穴にハンドルが通るように!
錆びまみれだったタンクガードは耐熱シルバー、ケースは8Rに使った耐熱のガンメタを塗装。家族がいない間に電子レンジのオーブンで焼き付けしてます(^∀^;)。逆流するポンプ部分は
ツールを自作してNRBのパッキンを交換。パッキンも自分で打ち抜いた。
この取れた留め具は
代わりの留め具を取り付けて完成。幾多の困難を乗り越え修復したOPTIMUS111 hiker。ようやく実用可能なストーブになりました。本来なら要交換のスピンドルやニップル、クリーニングニードルはちょっと手を加えて騙してあります。ギリギリのところですが灯油がきれいに燃焼してくれるので再利用しました。ガソリンならまぁ問題なし。8Rと並べると
かなり大きいです。でもファミリーユースには非常に使いやすいサイズです。
ケース内にはアルコールにライター、防風にお手製ハンドルを積めて
こんな感じ。移動が車なら分離型よりも断然111シリーズ、現行のハイカー+をオススメしますね。この安定感、家庭用カセットコンロ並みですよ!ヤフオクの中古やデッドストックは当たり外れがあったりしますが、専門ショップが販売している物はプロの方が外観などチェックしている可能性が高いので外れがないかも。
(^∀^;) 似たようなのがもう1台、修復したものより古い機体ですが作りもしっかりしており余り使われてなかったようで絶好調。これなら絶対漏れないだろうと言うくらい綺麗にしっかりロウ付けされていました。ハイカーはうっすらしかロウ付けされておらず、しかも炙りすぎじゃね?って思える痩せも見受けられます。古い製品の方が数段品質が高いとは・・・
こいつも近いうちに直さねば(;´д`) デッドストックで手に入れた機体。一度ロウ付けしたけどまだ匂う(;´Д⊂)
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