何回かに分けて使ったあとの手入れについて書いてきました。今回は本当に水洗いして平気か?と言う疑問を解決します。前回はさわり程度に書きましたので今回はもうちょっと踏み込んでいきます。ご覧の通り流してじゃばじゃば水を掛けてます。実際はハンドルもぐるぐる回してます。そして
レベルワインダー部分にもダイレクトに掛けてぐるぐる。一番塩水がかかる部分なので念入りに。ざっくり5分ほど洗いました。
さて、どの位内部に水が入っているかばらして見ていきましょう。
まずはパーミングカップ側
少し水が入っていますがほぼ乾いてます。ベアリング部分には一切水がついていません。
本体側を見ると水滴がちらほら見受けられます。ウォームギアの軸受け部分からの入水ですかね?
次はハンドル側。リールの心臓部分ですね。こちらも水滴が有りますがほとんど影響が無いですね。
ギアには水滴が付いています。少量の水が侵入しています。思ったよりも少ないですね。では水が着くと困る部分ドラグは
カラッカラッです。Revo系のドラグはグリスは塗られていません。ドライでの使用ですので水が入るとギアやクリックパーツが錆びるんです。そうなると固着してしまいドラグとして機能しなくなります。ここも問題ないですね。
メインギアをどかしボディを観察しましょう。水滴が付いていますねぇ。この水滴もウォームギアの軸受けから侵入しているようです。と言うことはじゃばじゃば洗っても内部への侵入は極少量。そして侵入経路はレベルワインダー周辺、ウォームの軸受けからと言う事になります。
以上の事からじゃばじゃば洗っても内部への影響は非常に軽微なもので使用の度に分解してグリスを塗り直す必要がありないと言う事が解ります。実際にブラック9を新品で購入した1年水洗いだけですごしました。その時はざっと150回ほど釣りにいってますね。陸っぱりだったりボートだったり。時にはウェーディングもしてましたからかなり酷使してますね。今回は水洗いに使ったのも酷使したブラック9です。ギアの変色具合を見てもらうと解ると思いますがほとんど変色してないですよね。
水没させない限りほとんど水は入りません。なので使用後の水洗いで表面の汚れや塩、レベルワインダー部分の洗浄、時々注油さえしていれば問題なく快適に使えます。
これはRevoシリーズだけの話ではなくオールドABUだろうと、DAIWAのリールだろうと同じです。分解出来ないと海では使えないなんて事は無いですよ~
0 件のコメント :
コメントを投稿