満たされない探究心からヤフオクで高精度治具を購入した。リールのパーツ製作 千鳥屋 製の治具だ。鳥籠フレームや5000番、6000盤のパーツを手かけているようだ。中でも鳥籠フレームは魅力的で拘りの詰まった物となっている。製作記など読むとこれは間違いなくプロだ。現物からの図面への起こし、実測値からの公差とり。ダメだよ、一流の人がこんなの作っちゃ・・・我慢ならず落札した。最後までフレームにするか治具にするか悩んだ。フレームにすれば何ら苦労なく究極の精度で組上がる。間違いなくスプールはガンガン回る。多分フレームだけでは満足しないだろうと思い治具にした。治具があれば鳥籠フレームには及ばないがよく回るフレームが出来上がる。
良い仕事してますね~小さなポンチですがこの焼き色からしてガッチリ焼きが入っているんでしょう。ついているポンチは2種類。
十字と丸。使い分けはフレームに合わせて使い分ける。見ればわかりますよ。せっかくだから修正しようと思い、自作の治具で修正したフレームを乗っけてみる。
そこそこ出ている。と言うことは方法は間違っていなかったと言うことか?トンカントンカンして約10分、目測で芯と水平が取れた。自慢じゃないが手の感覚、眼の精度は一般の人より良いんです。わずかな歪み、ブレなど見る事ができます。どのくらいかと言う小型の機械のモーターとギアボックスの芯出しなら計測器なしで公差の0.05mmにぶちこめるくらい(笑)
このフレームを5500に組み込みます。
最終チェック、緊張の瞬間ですね。スプールを弾きます・・・あ!ハンドルを回します・・・これダメなやつだ!無音でスプールが回る、何て言うかまさに滑るように滑らかな回転。ハンドルもかなりスムーズ。ギアは磨耗があったりするので多少手応えがあるがちょっと別物です。やはりフレームの精度が大事ですね。
手持ちのフレームを片っ端から再調整します!
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