Optimus199 改良五徳


お気に入りのOptimus199 レンジャーの不満点を改修した。何でも燃やせて火力も強いバーナーなんですがこいつ、風にめちゃめちゃ弱いんです。勿論の防風を使ってぐるっと囲えば良いんですが・・・そよ風程度に負ける炎をどうにかしたいです。この風に対する弱さの原因は


この五徳の高さ。バーナーから離れることで炎は勢いがなくなり柔らかな燃焼になります。なので五徳とバーナーの間隔を狭くすれば炎の勢いを生かせ風に強くなるという事です。最もコブラバーナーと言われているサイレントバーナーはローラーバーナーに比べ風に弱いので間隔が広いのはやはり良くないでしょう。メーカーも多分理解していて実家に保管してある199の後期型にはクロスの五徳が着いておりバーナーどの間隔も極めて狭かった。クロス五徳は改良とは思うが安定感がなく使いずらい。なぜワイヤーで作らなかったんた?って思うんですが・・・まぁ色々あるんでしょね、軽量化とかコストダウンとか。理由は判りませんがね。

毎度の事で無いものは作る!努力と気合いで!


4mm丸棒を万力とスパナを使って強引に曲げていく。なるべくオリジナルに近い形に・・・いや、流石に硬い(;´д`) イメージ通りには曲がらず歪む歪む。角も出ないし。


でも何とかここまで曲げた。当初、右の形で2本作ったのですが取り付かずやむを得ず1本を左の形に追加工。


これが仮組した様子。追加工前の形状だとケースの背中に干渉する。その為、美しくないがこのようになりました。ここからが大変で座りの調整です。あっち曲げるとこっちが浮き、こっち曲げるとそっちが下がる・・・トライ&エラーを繰り返しどうにか座りを出す。


オリジナルから比べ10mm近く下げることに成功!この間隔はOptimus111cとほぼ同じ。かなり実用的になりました。


調整前の写真なので分かりにくいですが右のオリジナルに比べ少し下がっています。

最終的に調整した後、やかんを掛けて燃焼させて更に歪みをとり完成したのが



見た目は悪いけど実用性は良いですよ。だいたい2kg位なら純正と変わらない使い勝手ですね。それ以上乗せるならもう199の範疇じゃないですね(笑)
更に隙間を狭くする五徳も考え中。オリジナルライクはあまりにも加工しにくい!次のトライは簡易バージョンで。

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