前回はハンドル部分について書きました。今回はレベルワインダー周辺です。古いABUや現行アンハイザーの場合、かなり飛距離に影響してきます。写真のビッグシューターコンパクトなどキャスト時は固定、巻き取りの時は稼働の物はノーメンテでも飛距離はほぼ変わりません。さて、この部分はグリスがオイルか?
みての通り非常に水の影響を受けやすい構造になっております。また、埃などによりよごれ易い場合です。使用環境などでかなり変わってきますが基本的にはギアなのでグリスです。オイルの場合、最悪流れ出てしまいます。
レベルワインダー部のウォームギアは両脇2点で支えられております。この軸受け部が樹脂カラーだったりベアリングです。樹脂カラーの場合、ハンドルのと時と同じ様にスプレーグリス。ベアリングの場合、限界までオイルもグリスも注さない方が良いです。と言うのもベアリングには最初からグリスが入っています。ここにスプレーグリスやオイルを注すと溶けてしまい流れ出て来ます。淡水でしかも渓流などキレイな場所なら良いですが海水などの場合、錆びなどの原因になってきます。なのでオススメはしっかり流水で洗い、乾燥させてください。使用頻度にもよりますがだいたい3ヶ月から半年使ったらほんのわずかオイルを注入するくらい。グリスも乾燥しますので乾燥分を補う感じです。ウォームギア部分のメンテナンスは水洗いして乾燥、汚れが目立ってきたら筆などを使い拭います。汚れや古いグリスを取り除いたらグリススプレーをシューです。
多少手間ですが前回のハンドル、今回のレベルワインダー周辺のメンテをしておけば1年快適に使えるのでチャレンジしてみてください。
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