DCSSは非常に優秀



カルコンと比較するのは申し訳ないんだけど・・・巻き心地はそれなりですね。そりゃ最高峰のリールですからねぇ。さてネガティブな部分はこの辺にして、このリールは非常に優秀です。ベイトシーバスやるならカルコンDC買うよりもこれ2台買ったほうが幸せになれますね。ベイトシーバスで1番多く使っているのがPE1.5号、2号だと思います。このリールはその号数にばっちりあったブレーキセッティングで簡単に飛距離が出せてバックラッシュもしにくい。実際どのくらいの飛距離が出るかというと


このぐらい。グランデージC76MHにPE2号でぶん投げて77m。本当はシンカーでやりたかったんですがシンカーを持っていなかったのでメタルバイブ20gを使ってしかもテールフックにラインをつけてシンカーのようにしています。実釣ではまずやらないセッティングですが純粋に飛距離を計るには丁度いいです。ちなみにこの飛距離は1に設定してます。


2だとこんな感じ


3でも大して変わらない。ただラインの浮き具合は変わってきます。DCSSのブレーキは大きく変化するのではなくわずかに強さが変わるように感じます。1だと場合によってはカックンとバックラッシュするかもしれないです。2にするとそのカックンの可能性が半分になる感じ。3だとほぼラインが浮かないです。20gという重量がリールにあっているのかもしれませんが1~3に変更しても飛距離には大きく影響しない感じで絶妙なブレーキです。着水サミング次第だと逆転するかもしれませんね~。なのでほぼ誤差程度と考えてもらえればよいかと思います。それ以外にもバスタージャーク120とかLALAPEN125Fとか投げてみました。1だと回って安定しないけど2だと飛行が安定するといった変化が目に見えて分かります。風が吹いても3にすれば問題なしと言った感じです。ショートキャストでもしっかり利いてくれるのでボートからの穴撃ちとかも問題なく使えるでしょう。価格帯的にはジリオンSVTWとかぶるところですがキャストの伸び、飛距離を考えるとDCSSの方が万能性が有ります。元々のコンセプトが違うので比較はしにくいですが後発である分DCSSはかなり良いと思います。ソルトでの使用を考えてあり


ボディー側にはしっかりと大きな土手が設けられてます。パーミング側は


DCユニットがあるためベアリングに水が入りにくいようになっていますね。非常に水に強い感じに仕上がっています。惜しいのはラインキャパですね。なんで2号200にしなかった!?いっそ150mでもよかったのになぜか180m設定なのさ?いや、分かるよ、分かる。あるものをチューニングして出したからって言うのは。でもね、困るんですよ。一般的に売られているラインの長さって150、200、300ですよ。下巻きして150mか20m捨てて200m使うかって事でなやむんです。あ、最初に200m使って2回目にあまりの20mと150mで巻けばいいのか!でもまぁちょっとラインのやりくりには苦労しそうなキャパなのは確かです。それ以外は扱いやすく誰でもベイトシーバスが始められる優しい仕様たと感じますね。もちろん遠心と比べたら飛距離は物足りないですが


投げては削り投げては削りとPEに合わせたセッティングを出さなくても使えるというのはありがたいですね。

0 件のコメント :

コメントを投稿