SVS SVS∞ IVCB など 遠心ブレーキ
マグフォース 遠心ライクなマグネットブレーキ
エアブレーキシステム(SV) 固定マグネットライク
マグトラックス 固定マグネット式
ほかにも遠心マグ併用だったりするわけだが・・・
分かり易く特徴を説明するとキャスト初期のブレーキ性能に優れ後半の伸びがいい遠心系、キャスト中常に比例的なブレーキがかかりサミングが簡単な固定マグネット系だ。
どちらがすぐっれているとか飛ぶとかか正直あまりないと思う。投げ方次第でどちらも同じくらい飛ばせるし適材適所で使い分ければいい。
例えばアブガルシアのレボLT6、固定式マグネットブレーキだ。ベイトタックルをメインにしようと考え購入した。スプールが軽くマグネットが強力なためサミングいらずのキャストさえ可能だった。ナイトメインで使うにはまずバックラッシュしないと言うことがメインとなる。その用途に非常に適しているが軽量スプールと強力なマグネットブレーキの為腕力での遠投はにがてな感じだ。だが初めてでもある程度の飛距離がだせてバックラッシュしにくいということでベイトの入り口として最適だ。値段も手ごろだし。力を抜いたキャストで十分な飛距離が出せる。具体的にはコモモ125で45m前後
もう一つ、ダイワのジリオン SV TWだ。エアブレーキシステムと言うブレーキがついている。スプールの回転に対してローター側の動きが一瞬遅れる。この遅れでローターマグネット部分に入りブレーキをかけるという感じだ。ローターが出入りしながら制御しているように唱われているが実際はキャストの初動でローターがでてその後、ほぼスプール停止まで出っ放しになっている感じだ。私が固定式マグネットライクと表現する所以である。このブレーキも非常にナイトで使いやすく安心だ。このリールも腕力での遠投には不向きに感じる。理由はLT6と同じ。コモモをブレーキ3で投げて50m。勿論サミングが必要
日中に使うなら遠心系のほうがいいかも知れない。先に挙げた2機種と違い遠心系はキャスト中盤から着水にかけてサミングを必要とする。着水地点が見えるのであればサミングもそれ程難しくはない。中盤から着水にかけてカックンと失速するマグネットと違って緩やかに減速していく。そのため後半の伸びがありマグネットよりも飛距離が伸ばしやすい。腕次第ですね。でもさすがにABU Ambassadeur 5500cはお勧めしない。スプールが重く最新の遠心ブレーキと違い調整ができない。使うならSVS∞やIVCBなど外部から調整できるものをお勧めする。遠心はサミングが必要といったが実はノーサミングで使うこともできるのだ。ベイトリールにはさらにもう一つ、メカニカルブレーキが付いている。これをうまく使うことでサミングを簡単にしてくれる。ほとんどのサイトやメディアは締めない事を上げているが私は締めて使う事が正解だと思っている。
遠心でのメカニカルの使い方はキャスト後半のバックラッシュを軽減させる事がメインと考えてもらえばいい。私もだがサミングが未熟であればあるほどメカニカルブレーキで調整したほうが飛距離が伸びる。未熟なサミングだと最適な力でスプールを抑えコントロールすることができないので。ついついバックラッシュを恐れて強めに、それも早めにサミングをしてしまう為、飛距離にばらつきが出る感じです。メカニカルブレーキを使うことでバックラッシュの心配から解放され落ち着いてサミングすることができるのだ。メカニカルブレーキを使うことは決して恰好悪いことではないと私は思う。
大雑把な特徴が理解できたと思う。ここからロッドとの組み合わせになるのでより複雑になる。私の使ってみた感じでだがロッドが固いなら遠心、ロッドが柔らかいものならマグネットが合うと思う。これは個人的な感覚だが参考になればいいと思う。
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