方法は簡単でレベルワインダーパーツを洗浄して注油。馴染ませたあとレベルワインダーを指で押してスプールを回す。この動作で回る、回らない、回るが重いなど感覚で並べていく。
純正からそうでないものまで色々あるので調べるのが大変だった。
右にいくほど動きが良くなる。
ざっと説明していくとダイワのベイトフィネスオイルは動かなかった。隣の赤いキャップはシマノの何かのリールについてくる付属オイル。これも動かない。シマノのスプレー、こいつも動かなかった。
エンジンオイルとナスカルブから動くようになりがかなり重い。スムーズに動くのがダイワのリールオイル2からだ。
さて、これで何が解るかと言うと実はよく分からない。動きがスムーズと言うことは摩擦が軽減されていると思う。なのでベアリングに入れたらよく回るかと言うとそうでもない。ベアリングの回転を良くするなら摩擦軽減よりも粘度を重視した方がよく回る。一方、レベルワインダーのような動きに関しては粘度よりも摩擦軽減を重視した方が良いようだ。
この中からベアリング用を選ぶとしたら
このパナレーサーのオイル。ダイワのベイトフィネスオイル並みにシャバシャバ。それでいてレベルワインダーも動く。と言うことはベアリングの回転が上がりベアリングの保護もできると言うことだ。油持ちはわからない。自転車用だからそこそこ持つと思う。
レベルワインダーをオイルで使うとしたら
このAZのCKM-001かな。動きがスムーズで油膜も強そうだ。まぁ、レベルワインダーはグリスを使うので出番はないかな。
しかし、ナスカルブは高いわりに期待はずれだった。思ったよりも動きが重い。アブの付属オイルよりも劣る感じ。ダイワのベイトフィネスもシャバシャバなだけだと感じた。
今回の実験でわかったことは、純正は考えられているなぁってこと。シマノのスプレーはかなり回るがオイルだと評判だ。レベルワインダーは動かせなかったが(動くには動くが途中で引っかかる)摩擦軽減効果は確かにある。ダイワのリールオイル2は粘度高めだがベアリング保護にはかなり強いと思う。回転か、耐久性かでこの2つを選べば良いと思う。
中でもアブ付属は優秀だった。リールオイル2より気持ち軽く動く気がする。それでいて粘度も気持ち緩い気がする。
- 回転重視 シマノ > アブ ≧ ダイワ
- ベアリング保護 ダイワ ≧ アブ > シマノ
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